石破首相は、まもなくトランプ大統領との初の日米首脳会談に臨みます。
初顔合わせで、個人的な信頼関係を構築できるかが焦点です。
会談では、貿易や投資、日米の安全保障が主要テーマで、新たな日米関係のキックオフとして重要な会談に向け、石破首相の周辺は「会談ギリギリまで打ち合わせを行う」と意気込んでいます。
首脳会談はこのあと日本時間8日午前1時半頃から、ワシントンのホワイトハウスで行われ、「日米の黄金時代を築く」との方針を確認したい考えです。
石破首相は、日本企業からの巨額の投資がアメリカの雇用創出に大きく貢献していることなどをアピールする方針です。
会談の通訳は、安倍元首相とトランプ大統領の当時も通訳を務めた外務省の幹部職員高尾直氏が務めます。
高尾氏は、安倍氏とトランプ氏とのゴルフの際にカートに同乗するなど、トランプ氏も認識する通訳で、関係構築を支える体制です。
会談後も、昼食を交え、さらに意見交換が続き、共同記者会見にあわせて共同声明の発表も調整しています。
トランプ大統領は、首脳会談を前にUSスチールのCEOと面会しており、石破首相との間で議題にのぼるかも焦点です。